27巻
27巻出たー!!
早速買いました。ネテロじいさんカッコいいっす。「心」が大事。
ジャンプで読んだのが受験期だった事もあり程よく話を忘れてたんでかなり楽しめました。
ビリビリ化したキルアの絵は気合い入ってていいですね。やっぱ冨樫さんの書く戦闘シーンはハンパなく上手いです。
そして表紙をあけると衝撃の発表。
ん?第二子?
え?一歳?
一年ぶりの連載。
いま明かされる休載の理由。
そっか。それならしょうがないな。むしろ病気とかネタ切れとかじゃなくて良かったわ。
と思える僕は待たされる事に慣れ過ぎでしょうか。
とにかく年が明ければハンターが読める。こんなにうれしい事はない。
神、冨樫の再臨と共に預言者(冨樫についての僕のお気に入りサイトの管理人さん)たちの復活も待ってます。
冨樫☆世界 http://blog.livedoor.jp/togasiyosihiro/
ハンターxハンターで検索するとトップに出てくるブログ。ジャンプ感想やいろいろな考察が面白いです。
スペルカード「離脱(リープ)」を使ったグリードアイランドの裏技は感動です。
地下酒場 http://members.at.infoseek.co.jp/mastermind1/ugbar/index2.htm
念を空気と同質化する能力を持つルルーペの視点から描かれるもう一つのハンターxハンター『尾行日記』が本当に面白いです。ヴェーゼや陰獣のトカゲ、ジェイトサリも大活躍します。
このブログはこんなサイトを目指してがんばってます。
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おおきく振りかぶって
いま僕の中で「おお振り」がアツいです。
読み始めたのは本当に最近ですが、いっきに12巻までそろえちゃいました。
リアルな野球、もっと言えばリアルな高校野球を描く事にすごく重点を置いている漫画だと思います。
三橋はストライクゾーン9分割のコントロールを持っているが球はとても遅い投手ですが、この設定は作者の緻密な試合シーンを描けるという自信があるからこそだと思います。豪速球投手や天才バッターがいないということは試合シーンではどうして打ち取れたのか、打たれたのかという読者を納得させる必要がありますから。
実際、プレーボールからゲームセットまで回を飛ばす事なく打席の結果や配球が分かるようになっている、こんな野球マンガは他にはないんじゃないでしょうか。(ドカベンもリアルとは言われてますが、どうでもいい打席は基本三球三振ですし。)
とは言っても一年生だけのチームで去年の優勝校に勝ってベスト16に上がれるほど高校野球は甘くないと思いますね。その辺はやっぱりマンガです。
登場人物もすごく魅力的でいいです。西浦野球部は出てくる人みんないい人です。三橋の誕生パーティーの話は「みんあいい奴だなー」って感動しちゃいました。
その中でも田島は小さくて天然キャラで本当に新感覚の四番バッターですね。ホームランバッターではないって言うのも話を面白くしていると思います。
新感覚といえば三橋の性格が一番ですけど。「俺らのエースは暗くて卑屈。」ってこんな主人公ほかに絶対いないです。
ただ三橋、かわいいです、テンパッてる顔が鳥みたいで。弱気だけど実はすごく根性があってがんばってる姿に共感できます。僕はこのマンガでは三橋が一番好きです。応援してます。
卑屈な主人公を描いてはいますが、読者をイライラさせないように適度に三橋のウジウジをはさんでくるところがすごいと思います。アムロが脱走するあたりのガンダムみたいにイライラしません(笑)
はじめにリアル高校野球を描いていると言いましたが、リアル高校生を描いているとも思います。
野球部の父母会が出てきたり、家族での会話シーンなんかの描写も多いです。
マンガに出てくる高校生ってやたら大人びていたりしますが、実際高校生はけっこう子供だなーって思います。そこらへんの設定もこのマンガはしっかりしてます。
弱点は話がなかなか進まない事と、絵があんまりうまくないところです(致命的)。打球がどこに飛んで行ったのか絵を見ただけじゃよくわかりません(笑)
アニメは絵がきれいで話も割とテンポ良く進むので、アニメから観た方が面白さが分かりやすいかもです。
とりあえず「おおきく振りかぶって」は読めば高校生に戻りたくなるマンガ。自分が野球部でなかったことを後悔する。そんなマンガです。